無料で使えるExcel互換ソフト、その実力は?

    勤務先で使っているExcel、自宅でも使いたいけど高価で手が出ない。そんな時、無料で使えるExcel互換ソフトという選択肢があります。

    今回は代表的なExcel互換オンラインソフトとスタンドアロンソフトの実力を機能面、使いやすさから評価しました。



    なぜ無料で提供出来るの?

    無料で使えるエクセルの互換ソフトやオンラインサービスは、いくつかありますが、「なぜ無料なの?」という疑問がありませんか。無料である理由には大きく3つあります。

    1.有料製品版の評価版

    有料の製品を買ってもらうためにお試しで使っていただく製品。利用できる期限があるものや、機能制限があり特定の機能を使うには有料製品の購入が必要なものがあります。

    2.広告収入で収益を得るもの

    無料で利用できる代わりに広告バナーが表示されていたり、他のソフトとバンドルされているもの、デスクトップウィジェットがインストールされ、デスクトップに広告が表示されるものなどがあります。

    3.有志によって開発されたもの

    オープンソースに有志を募って開発したもの。優秀なソフトもありますが、ユーザビリティに問題があったり、不具合対応が遅い等、無料であるが故の問題点もあります。利用者から寄付を募っているものも多くあります。

    無料ソフトで気を付ける点

    今回は現時点で問題がなさそうなソフトを紹介しますが、無料ソフトの中には、ウィルスが仕込まれているもの、スパイウェアが仕込まれているものがあります。ご利用の前にネットで評価を十分に調べる、広告をむやみにクリックしない、信頼ある会社のものを利用する等、気を付けて自己責任でご利用ください。

    おススメのExcel互換無料ソフト5選

    Microsoft Excel Online

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    本家本元Microsoftが提供している無料のオンラインソフト。製品版に比べ、セルの入力規則が設定できない、図形やスマートグラフィックの挿入が出来ない、ウィンドウ枠の固定が出来ないなどの機能制限がされていますが互換性は当然よく、一番おススメできます。ただしオンラインソフトなので、ネット環境が必要であることと、複雑な式や関数を利用している場合、計算に少々時間がかかります。

    利用にはMicorosoftのアカウント登録が必要です。次に紹介するGoogleスプレッドシート同様オンラインソフトなので、MacユーザーやLinuxユーザーでも利用できるのも強みです。

    Google スプレッドシート

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    Googleが提供しているエクセル互換のオンラインソフト。Excelに慣れている方は少し使用に戸惑うかもわかりません。Googleの他のサービスとの連携がよく、Googleの他のサービスを利用している方には特におススメ。

    互換性は高いですが、フォントで対応していないものがあったり、テーブルの挿入が出来ない等の問題があります。Googleスプレッドシートもオンラインサービスのためネット環境が整っていないと利用出来ません。また、利用にあたって、Googleのアカウントを取得する必要があります。

    続いてパソコンにインストールするスタンドアロンタイプのフリーソフトから3つ紹介します。

    Apache OpenOffice
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    次に紹介する「Libre Office」ともに、Open Office.org(オープンオフィス・オルグ)の後継ソフト、エクセルにかわる「Calc」だけではなく、ワード互換の「Writer」など、Microsoft Officeのような統合ソフトです。操作性は、Excelに似せて制作されているため、Excelを使い慣れている方は抵抗なく使えます。

    ただし、有志が集まって開発するソフトのためか、最新のExcelとは互換性が良くないようです。一番の問題点はマクロ。マクロのプログラムがExcelのVBAではなく、独自のOpenOffice Basicと呼ばれるものなので、マクロを作り直す必要があります。
    スタンドアロンソフトですが、Mac版、Linux版もあるので、Windowsユーザー以外でも利用できます。

    Libre Office

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    土台となるソフトが同じためかApache OpenOfficeとほぼ同じです。互換性に関しても同様で、マクロが独自のBASICを使っているためマクロを作り直す必要があります。マクロがないファイルであれば問題なく使えます。こちらもMac版、Linux版があります。

    Free Office

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    ドイツのSoftMaker社の無料ソフトです。Excel互換ソフトは、FreeOfficeに含まれているPlan Makerになります。まだ日本に上陸して間がないためか知名度が低く、サイトも日本語が少し変ですが、互換性は高くLibre Officeと同等かそれ以上のものがあります。Mac版はありませんが、Linux版があります。新しいもの好きの方にはいいかも。

    まとめ

    今回紹介した以外にもExcel互換ソフト(というよりは、Office互換ソフト)は沢山あります。他にも良いものがあるでしょうが、人気のある互換ソフトからチョイスし、実際に筆者が利用してみての評価です。使用感は人それぞれですので、参考にしてご自分で試してみてください。


    著者プロフィール:仲野勇剛
    IT化アドバイザー
    主に小規模事業のITによる仕事の効率化、
    Webマーケティングの実践、アドバイスを行っている。

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